ピーえぬのクラシックゲームブログ

クラシックゲームの情報を載せていきます。

DOSBoxを使用するゲームの設定[DOSBox]

GOGでDOSBoxを使用するゲームを購入した場合、簡単に起動できるようにショートカットなどを設定してくれます。

GOGが作成してくれるショートカット

GOGで購入したDOSBoxを使用するゲームは基本、簡単に起動できるショートカットを設定してくれる。
GOGGlaxyやそのショートカットアイコン、Graphic Mode Setup から起動できる。これらのショートカットを使用して起動した場合、デフォルトではゲームフォルダ内のdosboxAAA.conf(AAAはゲームの名前)がDOSBoxのconfファイルとして設定に適用される。したがってゲームごとに適用されるDOSBoxのconfファイルが異なる。

Graphic Mode Setup

ディレクト
C:\ProgramData\Microsoft\Windows\Start Menu\Programs\"ゲームフォルダ"\Tools

この Graphic Mode Setup は画面の簡単な設定が行える。

f:id:New-pn:20210121004904j:plain
Graphic Mode Setup - 1
f:id:New-pn:20210121004933j:plain
Graphic Mode Setup - 2

  • ゲーム起動時に全画面モードになるのが嫌なら、Full Screen のチェックを外す
  • 画面のサイズを大きくしたいなら Window Resolution のサイズをいじる
  • 画面構成の比率を守りたいなら、Keep Aspect Ratio にチェックを入れる

設定を変更したらSave Setting を押して保存する。(dosboxAAA.confに内容が上書きされる)
ゲームは Start Game で始められる。

  • クラウドセーブ機能があるゲームでは、ゲーム内容がゲームフォルダ内の cloud_saves フォルダ内に保管される

GOGを経由せずに起動した場合とセーブデータの管理が異なるため、注意が必要。
cloud_savesフォルダをコピーし保存して、使いたいデータを逐次ゲームフォルダ内のcloud_savesフォルダに上書きすることで複数のデータ管理が容易に行える。

ショートカットを自作する

GOGで購入したゲームは所有者に限り合法的にコピーが自由に可能で、コピーしたゲームをGOGを経由せずに、DOSBox以外のdosエミュレータなどでも起動可能。
今回はDOSBox-Xでショートカットを作成する例を示す。
(基本的にDOSBoxのショートカットの作成と同じ)

1. デスクトップにDOSBox-X.exeのショートカットを作成。
2. プロパティを開く。

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DOSBoxショートカットのプロパティ
3. リンク先のディレクトリに次のように挿入

  • "dosbox-X.exeのフルパス"(空白)-conf(空白)"適用したいconfファイルのフルパス"(空白)"起動したいアプリのフルパス"

DOSBoxの設定をゲームごとに設定しないのであれば、-conf "適用したいconfファイルのフルパス"は不要。(この場合、DOSBox-X.exeディレクトリにある confファイルの設定が適用)
以下、注意事項

  • フルパスは必ず二重引用符 " "(Shiift+2)で囲う
  • "フルパス"、-confなどの間には必ず空白を入れる
  • 起動するアプリは .com(MS-DOSアプリ)や .EXE 形式でゲームによって名前が異なる、大体はゲーム名の省略であることが多い